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Googleアドセンスの新広告「ページ単位の広告」が解禁されました。

これまでのアドセンス広告とは若干フォーマットが異なり、アンカー広告(いわゆるオーバーレイ広告のようなもの)とモバイル全画面広告の2種類の広告が配信されます。どちらもモバイル(スマホ)表示の場合のみ配信される広告サービスです。

私がこれまでオーバーレイ広告に対して抱いていた印象は、「とにかくウザい!邪魔!!」というもの。オーバーレイ広告を設置しているブログはとにかく見づらいんです。ユーザビリティ(閲覧者の使い勝手)を完全に無視しているとさえ感じます。

ですので、今回のアドセンスの新広告に対してもあまり良い印象はなかったのですが、天下のGoogle様がリリースするサービスということなので、試さないわけにはいきません。早速、運営中のブログに試験的に導入してみました。

「ページ単位の広告」は、通常1ページに3つまでしか貼れないアドセンス広告の制限数に含まれないということも大きなメリットの一つでしたね。

それでは、「ページ単位の広告」をブログに1週間程度導入してみての収益性の変化やクリック単価、感じたことについて詳しく紹介していきましょう。

ページ単位の広告とは?

まずは、ページ単位の広告について詳しくご紹介していきましょう。

広告フォーマットはアンカー広告とモバイル全画面広告の2種類。どちらもモバイル(スマホ)表示の場合のみ配信される広告サービスです。

アンカー広告

スマホでサイト(ブログ)を表示した際に、画面の一番下に表示される広告です。

アンカー広告という名称よりもオーバーレイ広告という名称のほうがピンとくる方が多いかもしれません。

これまでは、オーバーレイ広告を言えば、nendや忍者AdMaxが有名どころでしたね。ただ、オーバーレイ広告の世間一般の評判はあまりよろしくなく、クリック単価の低さやユーザビリティの低下などマイナス面ばかりが強調されていたように思います。

確かにオーバーレイ広告を設置しているブログに対しては、「広告が邪魔!!」と感じたことが一度や二度ではないです。

アドセンスのページ単位の広告のアンカー広告を実際に見てみると、他社のオーバーレイ広告ほど「広告が邪魔!」とは感じないのです。

恐らく広告のサイズが小さめなことに加えて、(表現が難しいですが…)広告の動きもサイト訪問者にとって邪魔にならない。さらには簡単に広告を非表示にできることが、その要因だと思います。

アドセンス「ページ単位の広告」のアンカー広告は、これまでオーバーレイ広告の最大のデメリットであった部分を、やや解消できるているかなという印象です。

モバイル全画面広告

スマホの全画面に表示される広告です。

サイト内のリンクをクリックしてページを移動する際に表示されます。ただ、ページを移動する際に毎回表示されるわけではなく、特定の条件を満たした場合のみ、広告は表示されるそうです。

このモバイル全画面広告…正直、ブログ訪問者の大半がかなり「広告が邪魔!」とストレスを感じることでしょう。

ページ単位の広告のクリック単価や収益性は?

私が運営している特化型ブログに導入してみたので、その収益を公開したいと思います。

なお、今回、試験的にページ単位の広告を導入したのは、スマホゲーム特化型ブログです。アクセス数は比較的多いものの、Googleアドセンスの収益性はクリック単価・クリック率ともに低く、アドセンスの収入がブログ収益のメインではありません。

よって、スマホゲーム特化型ブログ以外のジャンルであれば、アドセンス広告の配置が最適化されていることが前提ですが、今回ご紹介するケースよりもほぼほぼ収益性がアップすることは間違いないでしょう。

今回ご紹介するブログのアクセス解析

ページ単位の広告を試験的に実装したブログのGoogleアナリティクスのデータを載せます。

アナリティクスデータ
※画像はクリックで拡大可

期間は、2016年5月3日~9日の7日間。

総アクセスは259,580PV。1日あたりの平均アクセスは約37,082PVとなります。

アドセンスの総収益とページ単位の広告の収益

アドセンス収益2
※画像はクリックで拡大可

期間中のブログのアドセンス収益は13,510円。ページRPMは54円です。アクセス数はアナリティクスの数値から多少ズレがあるようです。

一緒に載せている他ジャンルの特化型ブログの収益データと比べると、いかにスマホゲーム特化型ブログのアドセンス広告による収益性が低いかがわかると思います。

さらにここから、ページ単位の広告の収益を見ていきましょう。

ページ単位の広告の収益のアドセンスの管理画面の画面上部「パフォーマンスレポートをクリック後、サイドバー「詳細レポート→広告の動作」から確認できます。現在の管理画面の仕様だと、ページ単位の広告を2サイト以上に導入した場合、サイトごとのページ単位の広告による収益は確認できないようですね。

アドセンス管理画面

ページ単位の広告の収益は以下の画像の通り。

アドセンス収益2
※画像はクリックで拡大可

なんとびっくり、驚くべき収益性の低さですね…

クリック率・クリック単価ともに、かなり厳しい数値となっています。アンカー広告のクリック単価は13円。モバイル全面広告のクリック単価は約45円と高いようですが、表示される回数がかなり少ないようです。同じく、アンカー広告も毎回表示されるわけではないようですね。

期間中のブログの総アクセスは259,580PVで、モバイル全画面広告が表示された回数は3,381回となると、今回試験的にページ単位の広告を導入したブログに関しては、モバイル全面広告が表示される割合はかなり低いようです。

ページ単位の広告を使ってみての感想

ページ単位の広告に関しては、試験的に実装してみて1週間程度なので、まだまだ様子を見てみたいところではありますが、これまでの(他社の)オーバーレイ広告の傾向同様、クリック率・クリック単価ともにそこまで高くなることはないかなと思います。

ただ、Googleが提供しているサービスということで、私の場合は長期間にわたって様子を見てみるつもりです。

実際にページ単位の広告を実装したブログを操作してみての印象ですが、表示されるアンカー広告は、これまであった(他社の)オーバーレイ広告に比べると、格段に邪魔にならないです。

これまでは、オーバーレイ広告が実装してあるブログを閲覧するたびに、「うざいなー」と感じることが多かったのですが、ページ単位の広告のアンカー広告に関しては、不思議とそうは感じません。

広告の大きさや動作が閲覧者にとって、邪魔にならない範囲なのでしょう。

収益性が多少はアップする反面、ユーサービリティ(閲覧者の使い勝手)が損なわれることは間違いないので、導入するしないは、ブログ運営者の考え次第といったところでしょうか。